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「勘」ではなく「型」で集客する|小さなお店でも使える店舗集客フレームワーク3選

「どうすれば集客できるのか分からない」から抜け出すために
こんにちは、WOWクリエイトです。
日々、店舗を経営していると、SNSの更新、クーポンの配布、チラシやGoogleマップ対策……いろいろとやってはいるけれど、
「結局、何が効いてるのか分からない」
「頑張っても反応がまばらで…」
「勘や思いつきで施策を決めている」
そんな状態になってしまっていませんか?
店舗集客において、最も大切なのは「お客様の動きを“設計”すること」。
その設計の手助けになるのが、今回ご紹介する3つのフレームワークです。
フレームワークとは?なぜ中小店舗にも必要なのか?
フレームワークとは、思考の“型”です。
何かを考えるとき、無数の情報ややるべきことを整理・可視化し、優先順位をつけるための枠組みのこと。
実はこれ、個人店や中小企業にこそ有効。
なぜなら、限られた時間とリソースで結果を出すには、「考えなくても使える“型”」があると、ブレずに判断・改善できるからです。
今すぐ使える!店舗集客に役立つフレームワーク3選
① AIDMAモデル|心理導線をつくる“行動設計”
まずご紹介するのは、広告やマーケティングの基本中の基本「AIDMAモデル」。
A:Attention(注意)
I:Interest(興味)
D:Desire(欲求)
M:Memory(記憶)
A:Action(行動)
これは、お客様が商品やサービスに出会い、関心を持ち、行動に至るまでの心理の5段階です。
店舗集客での活用例
- SNS投稿では「AIDMAを意識した構成」に
- チラシやPOPも、いきなり価格ではなく「注意→興味→欲求」の順で
- ホームページは、興味から信頼・行動まで一貫して設計
SNSやHP、MEOなど各チャネルがどの段階を担うのかを意識するだけでも、集客の流れが変わってきます。
② カスタマージャーニー|“出会いからリピートまで”を見える化
「カスタマージャーニー」は、お客様の行動や思考を時間軸で追っていくフレームワークです。
認知 → 興味 → 比較検討 → 購入 → 利用後 → リピート/紹介
活用例:美容室の場合
ステージ | お客様の行動 | 対応策(施策) |
---|---|---|
認知 | Instagramで初めて知る | SNS投稿で世界観や実績を発信 |
興味 | 他店舗と比較・口コミ検索 | MEO強化+ホームページで詳細を伝える |
購入 | 予約・来店 | LINE予約やスムーズな導線づくり |
利用後 | 感想を抱く・家族に話す | フォローLINE+クチコミ依頼 |
リピート | 2回目の予約 | リピート割引・定期予約導線 |
このように、お客様の体験を「点」ではなく「線」で考えることで、取りこぼしのない集客設計が可能になります。
③ 4P分析|サービスと発信のズレを整える
4P分析は、マーケティングの基本フレームワーク。
以下の4つの視点で、商品やサービス、集客方法を整理します。
Product(商品)
Price(価格)
Place(導線・場所)
Promotion(宣伝手段)
飲食店での例
- Product:提供しているランチ内容。誰向け?何が特徴?
- Price:価格は地域相場と比べて適切?
- Place:どこで予約できる?店までのアクセスは分かりやすい?
- Promotion:Instagram?MEO?チラシ?告知内容とターゲットは合っている?
このように整理することで、「魅力はあるのに伝わっていない」「高いと思われている」「発信が的外れ」などのギャップに気づくことができます。
フレームワークは“経営の地図”。勘や勢いに頼らない集客を
感覚や「周りがやっているから」で動くと、いつか限界が来ます。
でも、フレームワークを使えば「何をすべきか」が見え、「どこが足りていないか」に気づける。
特に、
- SNSやGoogleに出している情報がバラバラ
- いい商品はあるのに、発信や価格が伝わっていない
- 来店はされてもリピートにつながらない
こういった場合は、フレームワークを活用することで課題の根本が見えてくるはずです。
WOWクリエイトの支援方針:集客は「仕組み」でつくるもの
私たちWOWクリエイトは、単なるホームページ制作会社ではありません。
SNS、MEO、HPを「どう連携させて、どう導線を設計するか」までを一緒に考える**“集客の土台をつくる伴走者”**です。
✔ どのフレームワークをどう使えばよいか分からない
✔ 自分のビジネスに合った型で整理したい
✔ SNSやGoogleの活用をもっと戦略的にしたい
そんな方は、ぜひお気軽にご相談ください。