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SNS運用にAIDMAモデルを活用する理由|共感だけで終わらせない“行動導線”の設計術

SNS投稿、感覚でやっていませんか?
SNSを頑張って投稿しているけど、
「いいねはつくのに、問い合わせや来店に繋がらない…」
そんな声をよく聞きます。
実はその原因、多くの場合「心理導線の設計がされていない」ことにあります。
ただ写真をアップし、ちょっと説明文をつけているだけでは、ユーザーは「へぇ~」で終わってしまいます。
大切なのは、「見てもらう」から「興味を持ってもらい」「行動に移してもらう」まで、自然な流れをつくること。
その“流れ”の設計に役立つのが、今回紹介するAIDMA(アイドマ)モデルです。
AIDMAモデルとは?
AIDMAは、顧客が商品やサービスを知ってから購入に至るまでの「心理の5段階」を表したマーケティングモデルです。
A:Attention(注意)
I:Interest(興味)
D:Desire(欲求)
M:Memory(記憶)
A:Action(行動)
これは広告や営業の世界で長年使われてきた考え方ですが、実はSNS投稿にも非常に効果的に活用できます。
なぜSNSにAIDMAが必要なのか?
SNSは「流れる情報」がメインです。
目に入る情報が多く、ユーザーは一瞬でスルーします。
だからこそ、「ただ投稿する」だけではダメで、見る→読む→動くという“心理の階段”を一つひとつ設計してあげる必要があるのです。
特に中小企業や実店舗ビジネスでは、「SNSだけで集客完結させたい」という方も多いですが、そこには限界があります。
だからこそ、SNSは“最初の接点”として、ホームページやLINEなどの“次の導線”へつなげる必要があります。
SNS投稿 × AIDMAモデルの構成例
- Attention(注意をひく)
まずは「止まってもらう」こと。
ビジュアル・見出し・1行目の文章で目を引く工夫をします。
例:
●「肩こりがつらいあなたへ、実は〇分で改善する方法があります」
●Before/Afterの写真で一目で変化を見せる
- Interest(興味を持たせる)
読者に「自分ごと」と思わせる共感パート。
例:
●「実はこの悩み、40代女性の〇割が抱えているってご存知ですか?」
●「お客様から“これ、もっと早く知りたかった”と言われる理由」
- Desire(欲しい!やってみたい!と思わせる)
商品やサービスでどう変わるかを伝える部分。
具体的なベネフィットやストーリーが効果的。
例:
●「たった1回でこの変化!」
●「今までのマッサージと何が違うのか?」
- Memory(記憶に残す)
繰り返し出会えるように、覚えやすい言葉・ハッシュタグ・ロゴ・世界観を整える。
“あなたらしさ”が記憶に残る設計が大切です。
例:
●独自の語尾や語り口、ブランドカラー、統一感ある投稿デザイン
- Action(行動)
「今すぐLINEへ」「プロフィールのリンクから予約へ」など、明確なCTAを忘れずに。
例:
●「初回限定クーポンはプロフィールリンクから」
●「DMで“体験希望”と送ってください!」
AIDMAで投稿すると何が変わる?
1)発信の“型”ができて迷わなくなります。
2)読み手の心理に沿って、無理なく行動に導ける
3)SNSからホームページ・LINEへ導く“設計された導線”ができる
4)共感・信頼だけでなく、問い合わせという成果につながりやすくなる
WOWクリエイトの考え方:SNS×ホームページの連携がカギ
AIDMAモデルは、SNSだけで完結するものではありません。
SNSで「興味を惹き」、ホームページで「より深く伝え」、行動につなげる。
たとえばこういった流れです:
Instagram投稿(AIDMA設計)
→ プロフィールリンクからホームページへ
→ 構成されたページで納得と安心を得る
→ 予約フォームやLINEへ誘導し、成約へ
この一連の流れが“集客導線”であり、SNSはその第一歩です。 単発投稿ではなく、「興味→行動」という流れで設計する視点が、今後のSNS運用では不可欠になります。
まとめ:投稿は「感覚」ではなく「設計」で成果が変わる
SNSは誰でも簡単に発信できる反面、感覚だけで運用しがちです。
だからこそ、「投稿内容に一貫性がない」「見られても行動につながらない」という状況になりやすい。
AIDMAモデルは、そんなSNS投稿に“ユーザー心理の導線”を与えてくれるツールです。
WOWクリエイトでは、SNS×ホームページ×MEOを連動させて、お客様のビジネスを「導くしくみ」へと設計するサポートを行っています。
「SNSはやっているけど、成果に繋がっていない」という方は、ぜひ一度ご相談ください。